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2008.06.20

月の森に、カミよ眠れ

守り人シリーズがまだ借りれないのでこっちを先に読んでみました。
守り人を書く前に書いていたお話です。

時は古代日本、朝廷が力をつけ始めた頃、朝廷から遠くのムラにもその手は伸び
土着の神を祭り、掟を守っていたムラはその掟を破らざるを得ず、
神と人の間に生まれた子ナガタチを呼び寄せ、封印してもらおうとするが・・・。

ムラである事件をきっかけに神の大蛇と人との間に生まれたタヤタと仲良くなるキシメ、
朝廷を逃れ山の神についていった女の間に生まれたナガタチ、
この3人を軸にして物語りはまわります。
(大半はキシメの回想の物語です)

キシメはタヤタに惹かれながらも神であるタヤタに恐れを抱き、素直になれないでいる。
タヤタはその不安をも知っていながらキシメを妻にと願い、
ナガタチは自分の出生を呪いながら、カミ退治をしてきた者。
様々な思惑と、
ムラで神の沼から水を曳いて稲作をしなければ滅ぼされると焦るキシメの兄が絡まり、
ムラは翻弄されていきます。

文章自体は加筆修正されてあるとはいえ、守り人シリーズには劣りますが、
神のものであった山が人の手で開拓されていく様、土着信仰を無くしていく様がありありと描かれ
とても生々しく実感されます。

荻原さんの書く世界と似てますね~。
ただこちらはキャラクターにあまり感情移入はできないかも~。
でもおもしろかったです!

月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)
(2000/10)
上橋 菜穂子

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