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2008.07.10

終末のフール

伊坂氏、直木賞をわざわざ辞退しましたね・・・。
落ち着いて執筆活動をしたいから賞はいらないって、その姿勢がスゴイ!
賞があろうとなかろうと伊坂氏の本はバツグンにおもしろいので個人的には問題ないです、ええ。

2***年。
「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」
突然発表された事実。
人々は混乱し恐怖心が巻き起こす、殺人、放火、強盗・・・。
社会に秩序がなくなり、世界中が大混乱になった。

その5年後。
終末の時まであと3年となり、人々は混乱することに疲れたのか、
逃げ出す者は逃げ出し、死ぬ者は死に、暴れる者はおとなしくなっていっていた。
町はぱったりと落ち着きを見せ始めた。
台風の目に入り込んだような、終末を待つまでの穏やかな時間。
あと3年の年月をどうやって生きていくのか。

仙台市北部の団地に住む人々の様々な生き方を描いた短編8作品。

設定にもびっくりしたけれど、終わりを見せる世界の中で、
それでも前を見つめて毎日を大事に生きていく人々の姿がとてもいとおしく思える作品でした。
特に「太陽のシール」が好きです。
あと3年しかないのに、諦めたはずの子供を授かった。
はたしてこの子は産むべきなのだろうかと葛藤し、
悩みながらも決断を下す様がすがすがしくてよかった!

8つの登場人物たちが少しづつ接点をもっていて、
話を進めるごとに以前登場した人物達のその後も描かれてるのがまたニクイ演出です。

ああ おもしろかった!
次は同じく伊坂氏の魔王読んでます~。

終末のフール終末のフール
(2006/03)
伊坂 幸太郎

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